あなたは、毎日決まってすることがありますか?
食事や歯磨き、入浴など、毎日決まってすることって意外と多いですよね。
では、これらの中で、決まった時間にやることってありますか?
こうなるとあまりないのではないでしょうか。
しかし、スポーツ選手の中には、このようなルーティンを持っている人が数多くいます。
例えば前田健太選手。
前田選手は、試合前日から試合当日まで22個ものルーティンをクリアしてから、
試合でようやく1球目が投げれるそうです。

そんなにやることが多いのか、と驚く方もいるかもしれませんね。
今回はそんな「ルーティン」について考えていきたいと思います。
なぜルーティンを持つのか?
- いつもの自分とは違う感覚に気づき、修正できる
- 意識的にフロー状態に入っていける
- 緊張した場面でも、気持ちを落ち着かせる
同じことを繰り返すことで、体の変化にいち早く気づくことができます。
それによって、フォームを修正できたり、不調な時にはその状態から脱しやすくなります。
毎日しているシュートやドリブルの練習でも、いつもと違う感覚だと、
確認する作業項目が多くなってきます。
(この作業は年齢が上がるごとに、だんだん増えてきました。笑。)
また1つ1つの動作(思考)を行っていくことで、その状態へと気持ちを切り替えれたり、
緊張状態でも、集中しながら普段の自然な状態へと導いていけます。
CMなどで耳にする「やる気スイッチ」といったものもここと繋がりそうですね。
(「やる気スイッチ」についてはまた書いてみたいと思います)
要するに、ルーティンとは、意識的に自分を最高の状態へと誘導する方法ではないでしょうか。

ビジネスにおけるルーティン
ビジネスの中でも、ルーティンが適用できるものがあるのではないでしょうか。
それは、「事務作業」などの毎日欠かすことができない作業だ。
1日のスケジュールを決めて行動したり、作業の効率アップを目的として、
ルーティンが利用されるケースが多い。
「事務作業」をルーティン化することにより、作業効率が上がり、
ミスが少なくなるというさまざまなメリットが期待できるのです。
ビジネスにおけるルーティンとスポーツ選手が行うルーティンでは、
異なるメリットが存在しているようですね。

まとめ
あなたにはルーティンがありますか?
もうすでに気づかないうちにルーティンがあるかもしれませんよ。
それに気づき、集中したい時や緊張している時、うまくいかない時に行ってみてください。
もし何もないのであれば、なにか作ってみてもいいかもしれませんね。
そのルーティンがあなたの支えになってくれるかもしれませんよ。