振り返ってみてください。
あの頃、あなたの「夢」はなんでしたか?
その時を思い出すと、どんな気持ちになりますか?
「夢」に向かっているあの時の自分をイメージしながら、読み進めてみてください。

「あなたの夢はなんですか?」
子どもの頃、よく質問されました。
今でもクリニック(小学校などでバスケットの指導)や学校・施設訪問などすると、
問いかけることがよくあります。
夢が無くても、生きていける。でも、無いよりはあったほうがいい。
それはなんとなく分かっているつもり。
では、なぜ夢を持つことが良いのでしょうか?
夢を持つことで活力が湧く
冒頭でも触れましたが、
夢に向かっている自分を思い出すと、どんな気持ちになりましたか?
その頃の自分は、将来、夢が叶う叶わないは関係なく、
活き活きと夢について話をしていたはずです。
何か夢や目標があるから、毎日活力を持って生きていくことができるのです。
夢の大きさは関係ありません。
「プロスポーツ選手になる」「有名人になりたい」「実業家で成功する」
といったものから、
「次の試合あの子には負けたくない」「〇〇の試験で合格する」「会社のノルマをクリアする」
という身近なものまで、なにか人生の夢(目標)があると、
日々の生活に活力が湧き、充実した生活が送れるのです。
目標が明確化し、自分のやることが分かる
夢を持つことで、それを叶えるために、
何をしないといけないか、何をすべきではないか、
というものを自分で選択するようになります。
プロバスケットボール選手になろうと思った人が、
家でお菓子を食べながら、ゲームをしているだけでは、
その夢は叶いませんよね?
夢(目標)を持つことで、それを達成するために自分がすべきことが分かってきます。
自分の意思で、自分で行動する
経験がある方も多いと思いますが、
人に言われてやらされることほど、しんどかったり不満が出たりします。
バスケットの練習でも、やらされてやる練習ほど身に付かないし、時間が長く感じます。
(これは、プロの世界でも同じことが言えると思います)
夢(目標)を持つことで、今自分がやるべきこと、やらなくていいことを、
自分で考え、淘汰し、行動できるようになります。
それにより、
やる力(夢を叶えるために必要なことをやり続ける力)、
やらない力(夢を叶えるために必要ではないことをやらない、我慢する力)
がついてきます。

まとめ
夢を持つことは簡単なようで、難しくもあります。
今夢が持てないという人は、小さな目標をたてて、1つ1つ達成してみてください。
小さな目標でも、達成することで、意外と次の目標が見つかったりするものです。
その目標の積み重ねが「夢」へとつながります。
小さくても「夢」を持って生きていくと、何か日々の生活が変わるかもしれませんよ。